フリーランス&アルバイトの確定申告の基本と気をつけるべきポイント

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こんにちは!はなまるです♪
フリーランスだけどアルバイトをしたい。でも確定申告ってどうなるの?
確定申告の疑問解決や、両立のポイントをまとめてみました。

今回は、フリーランス&アルバイトの確定申告の基本と気をつけるべきポイントをご紹介します。
この記事を読むことで両立した時の確定申告の注意点を把握することができます。
ぜひご参考にしてみてくださいね。

アルバイトで得られるメリット

フリーランスとして事業を行なっているけれど、アルバイトもしたいと考える場合があります。
フリーランスをしながらアルバイトをすることのメリットとして、以下の3つが挙げられます。

1. 安定した収入源を得られる

フリーランスの収入は案件による変動があり、不安定な面があります。
アルバイトであれば、時給×労働時間で一定の給与収入が得られるため、生活の安定につながります。

2. 社会保険の加入が可能

アルバイトであれば、一定の要件を満たせば健康保険や厚生年金などの社会保険に加入できます。
フリーランスだけだと国民年金などへの加入が必要になり、保険料の自己負担が重くのしかかります。

3. スキルアップやモチベーション維持に

フリーランスではない環境に身を置くことで、新しい発想や切磋琢磨の機会が得られます。
仕事に対する新鮮な視点を持てるとともに、モチベーションの維持にもつながります。
その他にも、人間関係を広げられることや、自身の可処分所得が増えることなども、
アルバイトをするメリットとして挙げられます。

フリーランスには収入の不安定さがつきものですが、
アルバイトを組み合わせることで、リスク分散と安定収入の確保が可能になります。
メリットを最大限に活かせるよう、上手に両立させることがポイントになります。

アルバイトで必要な工夫

フリーランスとアルバイトを両立させるために、どのような工夫が必要でしょうか。
以下の3つが考えられます。

1. スケジュール管理と優先順位

フリーランスの仕事とアルバイトのシフトが重ならないよう、
しっかりとスケジュール管理をすることが大切です。
また、収入源の優先順位を決めておき、判断を適切に行うことが重要です。
精神的・体力的な負担にもなりますので、無理のないペースで両立させましょう。

2. 労務管理

アルバイト先では労働基準法が適用されます。
労働時間の管理、有給休暇の取得、健康管理など、労務管理をしっかりしましょう。

3. 自営業とアルバイトの切り分け

税務上、自営業とアルバイト収入は所得区分が異なります。
フリーランスの報酬とアルバイト給与は、入金口座を分けておくと後々の経理処理も楽になります。

このように、フリーランスとアルバイトの両立には、
スケジュール調整や経理処理、労務管理など、さまざまな工夫が必要になってきます。
それぞれの立場をしっかりと理解し、無理のない範囲で行うことが大切です。

確定申告のしかた

フリーランスとアルバイトの二足のわらじを履く場合の確定申告では、以下の点に注意が必要です。

1. 所得区分の分類

フリーランス収入は「事業所得」、アルバイト収入は「給与所得」として
分けて申告する必要があります。それぞれの必要経費を正確に控除しましょう。

参考:所得の種類と課税方法|国税庁

2. 青色申告の検討

フリーランス業務でかなりの経費が見込まれる場合は、青色申告が得策です。
正確な収支の記録が前提条件となります。

参考:青色申告制度|国税庁

3. 源泉徴収

アルバイト収入には所得税および復興特別所得税が源泉徴収されます。
源泉徴収された税金は確定申告時に精算となり、還付金が発生する可能性があります。

参考:給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁

4. 所得税の計算

事業所得と給与所得をそれぞれ計算し、合算した後に税額を計算します。
事業所得と給与所得を分けて計算することが肝心です。

参考:所得税のしくみ|国税庁

5. 社会保険料控除の注意

フリーランスの収入から支払った国民年金保険料を控除することができます。
また、小規模企業共済等に加入している場合、その掛金を控除することができます。
アルバイト先で源泉徴収された社会保険料控除は、一定額までしか控除できません。

参考:社会保険料控除|国税庁

二つの所得源がある場合は、計算は若干複雑になりますが、
それぞれの所得区分を分けて正確に申告することが重要です。
不明な点は税理士などの専門家に相談するのがベストでしょう。

さまざまな課題があるが、メリットは多い

確かにこの両立にはさまざまな課題がありますが、メリットも多く存在します。
アルバイトを取り入れることで安定収入が得られ、社会保険加入などの利点は大きいです。
また、別の環境に身を置くことで新しい刺激を受けられ、
仕事へのモチベーション維持にもつながります。

一方で労務管理や経理処理、スケジュール調整など気を付けるべき点もあり、
無理のない範囲で両立させることが何よりも重要です。
メリットとデメリットを整理し、うまく工夫しながら両立の道を見出せば、
フリーランスとアルバイトの組み合わせは、安定した収入源を確保しつつ
スキルアップにもつながる有効な選択肢となるはずです。

今回は、フリーランス&アルバイトの確定申告の基本と気をつけるべきポイントをご紹介しました。
この記事が少しでも参考になり、お役立ていただけたら嬉しいです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

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