本音を引き出す”傾聴”のコツ:子どもとのコミュニケーション

4人家族 子育て

こんにちは!はなまるです♪
子どもとのコミュニケーション、会話、できていますか?関係性は良好ですか?

子どもとの円滑なコミュニケーションは、子育ての基本といえます。
しかし、子どもの本音を引き出すのは簡単ではありません。
そこで重要になるのが、”傾聴”のスキルです。
子どもの気持ちに耳を傾け、受け止めることで、子どもは本音を打ち明けてくれます。

子どもの話を聴く、傾聴とは?

子どもと適切にコミュニケーションを取るためには、

親の傾聴力

が非常に大切です。

傾聴とは、

相手の気持ちや考えを受け止め、理解しようと真剣に耳を傾けること

です。

コミュニケーションには、まず親の傾聴力が大切

言ってほしいことを言ってくれない

と思っていませんか。

それは子どもが話したいことではなく、
自分が知りたいことを訊く、自分が話したいこと伝えたいことを言うばかりになっていませんか。
それでは子どもから一向に話をしてくれるようにはなりません。

子育ての場面で、傾聴力を身につけるためのポイントは次のようなことが挙げられます。

1. 子どもの話に集中する

子どもが話し始めたら、作業はひとまず手を止め、子どもの方を向いて話に集中しましょう。
良い傾聴には、相手の話に集中し、相手の立場に立って理解しようとする姿勢が不可欠です。

ポイントは、

話終わるまでしっかり聴くこと

子どもは大人が本当に自分の話を聞いてくれているかをしっかりと感じ取ることができます。
関心を持って集中して聴くことで、子どもは安心して自分の気持ちを打ち明けられるでしょう。

自分の話をちゃんと聴いてくれている。話してみようかな。

2. 感情を受け止める

第一声の言葉は「ねえねえ」の呼びかけと同じ意味を持ちます。
これからお話をしたいよという合図なので、第一声は共感でOKです。

第一声に対して、
決めつけの返答や自分の意見を押し付けたり、勝手に解決したりしてはいけません。

あくまで子どもが言いたいことを全部言ってから、状況に応じて助言や解決をしていきましょう。

学校行くのいやだな〜

学校行くのいやなんだね

3. オープンクエスチョンをする

オープンクエスチョンとは、答えを限定しない質問の方法です。
相手に自由に話してもらうために効果的です。

どんな感じなの?

子どもは語彙が少ないので思っていることを上手に言葉にできません。
でも一生懸命話そうとしてくれるので、受け止めてあげましょう。

逆に以下のような質問は避けた方がよいでしょう。

  • 「どうして行きたくないの?」(理由を問い詰める)
  • 「いやなことがあったの?」(原因を限定する)
  • 「疲れてるんじゃないの?」(決めつける)
  • 「勉強はどうするの?」(行動について質問する)

言いたいことを言い出しにくくなってしまいます。

「話をしたのに受け取ってもらえない」「禁止される」「拒否される」
このようなことが繰り返されると「言っても無駄」「どうせ分かってもらえない」と諦めてしまいます。

子どもの話を引き出す声かけ

子どもは大人に対し、なかなか本音を言えないものです。
そこで大人が子どもの気持ちを引き出す声かけをするとよいでしょう。

「どんな気持ちだったの?」

子どもに自分の感情を振り返らせ、言葉にする機会を与えます。
大人は子どもの気持ちに耳を傾け、安心して気持ちを言えるような雰囲気作りが大切です。

「どんなふうに感じたの?」

子どもがその時感じた感覚を思い出させ、言葉にする手助けになります。
嫌な経験でも受け止め、子どもの気持ちを尊重することが大切です。

「本当はどうしたかったの?」

子どもの本当の気持ち、希望を引き出します。
大人が子どもの気持ちをくみ取り、適切に対応することで、
子どもは自分の気持ちを大切にされていると実感できるでしょう。

子どもの気持ちを理解することは、適切な対応をするために欠かせません。
寄り添い、受容的な態度で接することで、子どもは安心して自分の気持ちを打ち明けてくれるでしょう。

親の傾聴力を伸ばしていこう

子どもとの信頼関係を築き、本音を引き出すためには、”傾聴”のスキルが必要です。
“傾聴”のスキルを身に付けることで、子どもの気持ちや問題に寄り添うことができ、
さらに親子の信頼関係も深めることができるでしょう。

書籍で一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本を読むのもおすすめです。

楽天ブックス
¥1,760 (2024/05/09 06:27時点 | 楽天市場調べ)

今回は、本音を引き出す”傾聴”のコツ:子どもとのコミュニケーションをご紹介しました。
この記事が少しでも参考になり、お役立ていただけたら嬉しいです。

他にも子育てやライフスタイルに関する記録を書いています。
楽天ROOMもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

タイトルとURLをコピーしました